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2004年の上映会

1月18日  2月28日  3月13日  4月24日  5月30日  6月19日

7月31日  8月22日  9月25日  10月31日  11月13日  11月27日


 

山形国際ドキュメンタリー映画祭セレクション パート1

アジア女性監督特集:「結婚って?」

1月18日(日)

『不幸せなのは
一方だけじゃない』

中国/2000/カラー/ビデオ/45分
監督・脚本・撮影・編集・録音:
王芬(ワン・フェン)

'01 アジア千波万波 奨励賞

作品紹介へのリンク(山形映画祭)

『パンジーと蔦』

韓国/2000/カラー/ビデオ/60分
監督・編集・製作:ケ・ウンギョン

'01 NETPAC賞特別賞

作品紹介へのリンク(山形映画祭)


上 映 会 場

河原町ペンギン

京都市・四条河原町南へ三つ目信号左側
林ビル410号室
TEL: 075-351-8789


上 映 時 間 不幸せなのは パンジーと蔦
12:00 12:50
15:00 15:50
18:00 18:50

料 金 一般 1200円
ドフィル会員 900円

解説・監督の言葉・監督の紹介

「不幸せなのは
一方だけじゃない」
作品紹介へのリンク(山形映画祭)

「パンジーと蔦」
作品紹介へのリンク(山形映画祭)


女性の視点

 「カメラアングルを人物の目線に合わせるか、もっと低くした。障害者を見下ろすような撮り方は、絶対したくなかった」。韓国のケ・ウンギョン監督は強調する。作品「パンジーと蔦」は、先天的な障害を持つ小柄な、結婚適齢期を迎えた姉妹を追った。
 とにかく明るい映画。姉妹は友達とにぎやかに焼肉を食べ、姉が好意を寄せる男性の話題になる。「お酒をたくさん飲ませて本音を聞いたら?」「彼に触られてドキッとした」。普通の若い女性のおしゃべりと変わらない。結婚するなら性の知識が必要と一致。皆でアダルトビデオを見る。独特のアングルは、「彼女たちを大きく見せ、観客に障害を意識させなかったはず」と監督。
 「障害者の性」に関する作品は、韓国でもまだ少ない。批判も受けるが、「女性は社会的に弱い存在。(障害者など)弱者の立場には男性よりも敏感だが、弱さだけを強調したくなかった」と言う。三十歳目前、独身の監督にとって、この作品は「多分に主観がベース」。儒教的社会では、「結婚すれば幸せになると思い込む女性が、まだまだ多い。自分も良い相手がいれば結婚するが、"結婚幻想"には反対したかった」。障害者としてよりも、儒教的道徳が今も根強い社会に暮らす、同じ女性としての視線が共感を呼ぶ。

 中国のワン・フェン監督の作品「不幸せなのは一方だけじゃない」は、浮気を続けた父親、それに悩み続けた母親へのインタビューで構成。深刻な問題だが、どこかほのぼのとした雰囲気が漂う。「母が泣く場面では、もらい泣きしてピントが長時間合わなかった」。挿入した歌には、「愛しているからこそ流れる涙がある」との一節がある。「父が好きな歌。それに、父を愛しすぎて、うらみを募らせてしまう母の気持ちにつながる」
 従来、社会性が強いといわれてきた中国の記録映画。"個人の問題"に踏み込んだ彼女は注目を集めた。本人は「家族の問題は、実は社会の問題。封建的で伝統的な観念は、結婚など個人の行動パターンに大きな影響を与えてきた」と指摘するが、一方で、この作品を「子どもと親の対話」と位置づけた。
 今回の制作日数は半月ほどだが、「それ以前の二十二年間の人生で、両親を理解し続けてきたから…」。そして両親も「愛する娘のため、(深刻な問題にもかかわらず)助けてくれた」とも話す。「監督と撮影対象の間に"冷たさ"がある作品は好きになれない」「観客の興味を引くために(撮影対象を)手段にしてはいけない。ドキュメンタリー映画では、監督の人が浮き彫りになる」
 撮影対象と立場を共有する"熱い客観性"を持つ女性監督が、今回は目立った。(報道部・岡崎孝)

(山形新聞2001年10月17日号から)


 山形国際ドキュメンタリー映画祭は、山形市で89年から隔年で開催されている世界的にも数少ないドキュメンタリー専門の映画祭。
 ふだん観る機会の少ないドキュメンタリー映画ですが、その魅力は千差万別。この機会にぜひドキュメンタリー映画の魅力に触れて下さい。

山形国際ドキュメンタリー映画祭公式ウェブサイト



主催・問い合わせ先

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

TEL&FAX: 075-344-2371(又川)
E-mail : dofil87@infoseek.jp

後援

山形国際ドキュメンタリー映画祭
実行委員会

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山形国際ドキュメンタリー映画祭セレクション パート2

2月28日(土)

『線路沿い』(鉄路沿線)

中国/2000/カラー/ビデオ/125分
監督:杜海濱(ドゥ・ハイビン)

映画祭'01 アジア千波万波特別賞

作品紹介へのリンク(山形映画祭)

上 映 会 場

ひと・まち交流館 京都
第1・2会議室

京都市・河原町五条下る東側
TEL: 075-354-8711


上 映 時 間 12:00
15:00
18:00

料 金 一般 1000円
ドフィル会員 700円

解説・監督の言葉・監督の紹介

作品紹介へのリンク(山形映画祭)


監督インタビュー

列車(社会から)降ろされてしまった人達

Q:監督はいつ頃からなぜホームレスの少年達に興味を持ったのですか?

監督:ホームレスの人達にはずっと興味を持っていたのですが、具体的に彼等を知るために何かする、という事は実際に彼等に会うまでありませんでした。というのも、彼等が訛りのない中国語を喋る人達だったことや、たまたま最初から友達になることができたという、幸運の重なった偶然によって彼等を撮影するにいたったのです。そしてホームレスという内部の知られていない集団を他の人達、例えば政府関係者にも見てもらいたかった、というのが撮影するきっかけにもなりました。

Q:では、少年達が生活をする場所が線路沿いであるということについて監督が感じていることを聞かせてください。

監督:線路というのは人が移動する場所です。その時私は、いわゆる一般の人達を列車に乗っている人達と例えるなら、ホームレスの人達はそこから降りてしまった人達、もう列車には乗れなくなってしまった人達、そのような印象を受けたのです。

Q:少年達は映画の中で「親方にだまされた」という言葉をよく使っていますが具体的に親方とは何を指すのですか?

監督:中国では急速に発展したなかで現在都市化が進み、耕作面積がどんどん減って、結果、農村の労働力は余っています。そのために余った人口は出稼ぎに来ています。このような中で民間の会社、つまり親方たちがたくさん出てきました。これらの人々はたまたま改革の中であぶく銭を手にしたことで会社をおこし人を雇っています。そういった場合に親方としての資質はひどいものがあって従業員を騙すことも日常茶飯事なのです。親方が借金を払えなくなると一番弱い彼等にしわ寄せが行っているのが現状です。

Q:彼らのインタビュー中に列車が轟音を立てて通り抜けるシーンはとても印象的だったのですが、監督の目にはどのようにうつっていたのでしょうか?

監督:列車が通過していく最中の感覚というのは、観客の方達よりもその場にいた私達のほうが強いものがあると思います。実際の轟音と同時に、地響きがするわけです。それはその場にいた私達にとっては非常に強烈な感覚がありました。通り過ぎる列車には強大な力があって、止めることのできない象徴的なもののような、とにかく強烈な印象を残したのです。その時の子供の表情や視線の動きも、印象的でした。

Q:監督の感じた割り切れなさとはどういうものですか?

監督:撮影を通して実際に彼等が自分の言葉で語っているのを聞くと彼等がホームレスに至るまでの背景には人間の残酷さがあるのではないかという思いが強くなってきました。社会システムの問題だけでは片付けられないのです。その複雑なものの解決法もわからないし自分が解決できるとも思えない、それが私の感じたものです。しかし本当にまったく無力なのかというとそうではありません。少なくともホームレスの世界を知らなかった観客がこの映画をきっかけに問題について思いを巡らすことになります。それは例えば私が一部の人に何かをしてあげるより大きな力になるのではないかと思います。

(山形映画祭デイリー・ニュースから)


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大阪で評判の「てれれ」! 京都で出張上映!

3月13日(土)

カフェ放送「てれれ」
2003年人気作品一挙上映!

ビデオ工房AKAME

ビデオ工房AKAMEへのリンクはこちら

上 映 会 場

河原町ペンギン

京都市・四条河原町南へ三つ目信号左側
林ビル410号室
TEL: 075-351-8789


上 映 時 間 14:00
16:00
18:00
各回上映後、下之坊監督とのトークを予定!

料 金 一般 700円
ドフィル会員 500円

上映タイトル

  1. 日系ブラジル人としての私を生きる (9分)
  2. NO WAR (3分)
  3. Shadow (5分)
  4. 児童扶養手当が減らされる (8分)
  5. The Dream of Reed (3分)
  6. 性暴力防止CM (2分)
  7. 3つの質問 (6分)
  8. 在日−反乱する肖像 (5分)
  9. もし避妊に失敗したら...〜緊急避妊法〜 (6分)
  10. カモメのダンス (2分)
  11. 役者 (6分)
  12. トンボの里へようこそ (5分)

市民グループのビデオ作品上映

カフェ放送 てれれ

 映像製作を手がける「ビデオ工房AKAME」(大阪市東淀川区)の下之坊修子さんは一昨年夏、市民とメディアのかかわりを調査するため、同様の仕事をしている仲間と、十日間にわたってヨーロッパの四カ国を訪問した。
 パリで訪ねたある市民団体から聞いたのが「カフェ放送」という取り組みだ。街の約二十ヶ所のカフェと契約していて、ドキュメンタリーや芸術作品などの自主制作ビデオを店内のテレビで決まった日時に上映。客はお茶や酒を飲みながら、その映像を見て盛り上がっていた。
「市民がともに楽しむ映像文化が定着しているのが印象的だった。日本では、まだまだ電波を通じてお茶の間で受身で見る意識が強い」と下之坊さんは話す。
 帰国後、早速AKAMEの他のメンバーに相談し、日本版カフェ放送の企画を進めた。パラグアイで、お茶を回し飲みして交流を深める習慣を「テレレ」と呼ぶことから、「カフェ放送 てれれ」と名づけた。
 各地の喫茶店と契約し、月一回程度、市民グループが制作した短編の作品をつないだ約一時間のビデオを店内のテレビやスクリーンで上映する仕組み。制作者やスタッフも出向き、上映後自由に語り合う時間も設ける。
 これまで大阪や神戸などの約十店の参加が決まり、映像を通じた表現活動をしている市民グループから、中高年の再出発や在日外国人、バンド活動などをテーマにしたさまざまな作品が寄せられた。
 昨年十二月に、模擬放送を行った神戸市兵庫区のカフェ・ナフシャのオーナー生頼麻里さんは「上映会としてではなく、音楽のように映像を流すというのが面白い。社会問題を取り上げた作品もあり、雑誌や新聞と同じように、情報源としても活用できそうですね」と話す。
 「テレビやインターネットをじーっと一人で見るのではなく、不特定多数の人と共有して感想を分かち合い、誰もが映像にかかわれる場にしていきたい」と、下之坊さんらは期待している。
 カフェ放送の問い合わせはAKAME(06-6370-8568)へ。ホームページで、放送予定を掲載する。

(読売新聞2003年1月6日号から抜粋)


主催・問い合わせ先

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

TEL&FAX: 075-344-2371(又川)
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会員向け企画

4月24日(土)

覆面お楽しみ上映会

*「会員向け企画」と銘打ってますが、非会員の方もどうぞご参加下さい。

上 映 会 場

ひと・まち交流館 京都
第1・2会議室

京都市・河原町五条下る東側
TEL: 075-354-8711


上 映 時 間 19:00

料 金 無料です

上映タイトル

未定(会員持ち寄り)


主催・問い合わせ先

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

TEL&FAX: 075-344-2371(又川)
E-mail : dofil87@infoseek.jp

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山形国際ドキュメンタリー映画祭2003セレクション 1

なぜ宗教は女性を「不浄」とするのか?

5月30日(日)

『純粋なるもの』

イスラエル/2002/ヘブライ語、英語/カラー/ビデオ/63分
監督:アナット・ズリア

映画祭'03 コンペティション 市民賞・特別賞ダブル受賞

作品紹介へのリンク(山形映画祭)

上 映 会 場

ひと・まち交流館 京都
2階 第1・2会議室

京都市・河原町五条下る東側
TEL: 075-354-8711


上 映 時 間 13:00
15:00
17:00

料 金 一般 1000円
ドフィル会員 700円

解説

作品紹介へのリンク(山形映画祭)


監督インタビュー

男性中心社会にいる女性たちに共感してもらいたい

Q:どうしてこの作品を撮ろうと思ったのですか?

監督:私自身、この映画で描いている世界や伝統などの生活の一部であって、インサイダーなのです。中にいるひとりとして分かっているのは、この映画で扱っている戒律について、誰も話さず、沈黙を守っているという事実です。だから、私がこの沈黙を破ってやろうと思いました。この作品は、ユダヤ人とはどういうものかということを描くのではなく、自分にとって身近なことや普段疑問に思っていることを映画にしたかったのです。この世の中には、同じように女性が虐げられるような状況があるのではないかと思います。なぜなら、やはり様々な文化や社会は、男性を中心に作られているからです。先ほどインサイダーと言いましたが、中にいながらにして、女性の声を聞いてもらえない、反映されない社会の中では、女性はアウトサイダーとも言える立場であります。違う文化の社会でも、同じように男性中心の社会にいる女性たちには、共感をもっていただけるのではないかと思います。

Q:水のイメージが印象に残ったのですが...。

監督:ユダヤの教えの中では、水というのは、湧き水や海の水など自然の水が良いとされています。しかし、ミクヴェ(儀式用の浴槽)に入っている水は、自然の水ではありません。家でお風呂に入っているのとどこが違うのでしょう? しかし疑問に思いながらも、ミクヴェの掟に従うのは、やはり男性中心の社会になるように、意図的にコントロールされているのだと思います。ミクヴェは不浄とされる女性を悪者として閉じ込めて、浄めの儀式が終わるまで出さない牢獄のように感じられます。その嫌な感じを映像として表現しました。

Q:戒律を破る人はいないのでしょうか?

監督:映画の中にもあったように、もし戒律に従わない女性がいた場合、夫はその女性と離婚することができます。しかし、夫がそれを受け入れて、戒律を破るということは多々あります。はっきりしたことは分かりませんが、この映画の制作を通して、3分の1程度はいるのではないかと感じました。でも、破った人たちは罪悪感に囚われています。すごくいい人達なのにそのような思いをするのはとても悲しいことです。だから、戒律が変わってくれることを願っています。

(山形映画祭デイリー・ニュースから)


 山形国際ドキュメンタリー映画祭は、山形市で89年から隔年で開催されている世界的にも数少ないドキュメンタリー専門の映画祭。
 ふだん観る機会の少ないドキュメンタリー映画ですが、その魅力は千差万別。この機会にぜひドキュメンタリー映画の魅力に触れて下さい。

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主催・問い合わせ先

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

TEL&FAX: 075-344-2371(又川)
E-mail : dofil87@infoseek.jp

作品提供

山形国際ドキュメンタリー映画祭
実行委員会

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原一男「CINEMA塾」 セレクション

6月19日(土)

『かけがえの前進』

精神病者とつきあったことがありますか!

2002/DV/43分
垣本 典一録音
齋藤恵美子撮影
酒井美穂子企画・製作
長岡 野亜企画・演出
羽原 裕輔編集
(五十音順)

作品紹介へのリンク(CINEMA塾)

上 映 会 場

洛陽教会 地階ホール

京都市・寺町丸太町上ル
TEL: 075-231-1276


上 映 時 間 13:00
15:00
17:00

各回、作品上映の後、トークあり

「精神病者 想いとセーカツ」
出演:江端一起さん
(「かけがえの前進」主人公)ほか


料 金 一般 1000円
ドフィル会員 800円

作品解説

作品紹介へのリンク(CINEMA塾)

 2002年渋谷。拡声器を片手に爆竹を鳴らし、過激に訴える男。江端一起(40)、精神病者。彼は「医観察法案」反対を訴えるが、それは自身の痛切な経験が裏打ちされていた。彼はカメラの前で自らの生い立ち−青年期の発病、家族への暴力、そして患者会との出会い−を語ってゆく。


えばっちパソコンより 江端一起

 『病者』の顔を撮る、セーカツを撮るなんて言うことは、そうそう、できるもんやなし、無謀やったかもしれん、だから、辞めとけ、って言ったろ。でもまぁ、自分達には、相当『酷』で、なおかつ『アク強く引き回して』しもうたかもしれん。撮るモノ撮られるモノのせめぎ合いは、よくやったよなぁぁぁーー
 よくやったよなぁぁぁーー言えば、できたら、撮られてもいいよと言ってくれた『なかま』たちとのセーカツは、もっと、もっと、撮って欲しかったんと想うんよ。
 原一男監督のテーマは『家族』だったかもしれん。でも、これにかんしては、『家族』なんて、いらなかったかもしれないなぁと想う。このことに、拘らなかったら、もっと、ナニカが撮れたかもしれないとは、想う。原さん、このチームには、『家族』っていうテーマハズシテ欲しかったなぁ。
 僕が撮って欲しかったのは、撮れるハズもないけれども、それでも『キーサンの想いとセーカツとウンドー』だった。それも、ダンダンと、今の世の中には、無くなっていくというか、世の中が意識的に『無かったことにしてしまいたい』そんな『キーサンの想いとセーカツとウンドー』だったんだけれど。
 僕の撮って欲しかったコト、原さんの撮って欲しかったコト、このチームが撮りたかったコト、後は、見てくれはるお客さんが、判断してくれはるよ。


主催

『かけがえの前進』を観る会・京都
(前進友の会、たまりば・らくよう、CINEMA塾、
ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー)

問い合わせ

TEL : 075-591-7926 (昼間/前進友の会・やすらぎの里)
TEL : 075-344-2371(夜間/又川)

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海南友子(かな・ともこ)監督第二作上映会

6月20日(日)

『にがい涙の大地から』

2004/カラー/ビデオ
撮影・編集・監督:海南友子

2003年 中国ハルピンで
27歳のリュウ・ミンに出会った。
彼女の涙は止まらなかった。

作品紹介へのリンク

上 映 会 場

京都YWCA

京都市・上京区室町出水上ル近衛町44
TEL: 075-431-0351
FAX: 075-431-0352


上 映 時 間 16:30 映画上映

18:00 海南監督のトーク


料 金 大人 1000円
学生 500円

ストーリー

作品紹介へのリンク

 劉敏(リュウ・ミン 27歳)の父親は1995年に旧日本軍の砲弾で命を落とした。工事現場で突然爆発した砲弾は父親の両手を吹き飛ばし、全身にやけどを負わせた。18日間苦しんで父は死んだ。後には、莫大な医療費が借金になって残った。高校生だったリュウ・ミンと中学生だった弟は学校を退学して借金を返すために働き続けている。

 李臣(リ・チェン 59歳)は1973年に川の浚渫(しゅんせつ)工事中に旧日本軍の毒ガス弾の事故にあった。全身が水脹れになり、両手はブドウのように腫れ上がった。生死の境をさまよったあげく、深刻な毒ガスの後遺症が残った。内臓、神経全てを蝕む毒ガス。30年たったいまも後遺症が消えることはない。事故当時20歳だった妻は夫の代わりに建設現場で働いて一家を養ってきた。

 戦争が終わって60年。
中国の大地には、今も、日本が捨ててきた毒ガス兵器(大量破壊兵器)や砲弾が人知れず眠っています。かつての戦争の置き土産で、平和な時代に、傷つき命を落とす人々。彼らの声に耳を傾けてください。


遺棄毒ガス・砲弾問題とは?

 日本はかつて中国を始めアジア各国を侵略しました。1932年には中国東北部に「満州」という傀儡国家を建国させて、日本からは軍人や民間人が多数移住して1945年の敗戦まで占領しました。その間に中国全土で1000万人の中国人が殺されたと言われています。その中には、国際条約で禁止されていた大量破壊兵器である毒ガス(化学)兵器や細菌兵器などによって殺された人々も含まれています。戦争に負けたとき、日本軍は所有していた毒ガス兵器などを隠すために組織的に投棄して逃げました。
 いまでも、中国の大地には毒ガス弾だけでも70万から200万発眠っていると言われています。終戦後に、それらの兵器が原因で死傷した中国人はおよそ2000人。2000年代に入っても毒ガスや砲弾が工事現場などから見つかって死傷している人が出ています。

詳しくは、「 China - Japan Network 未来巡業」
http://www.peace-justice.jp/まで


主催

「にがい涙の大地から」京都上映委員会

後援

京都YWCA

協力

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

お問い合わせ

TEL: 075-702-5135(前日まで)
TEL: 075-431-0351(当日)

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山形国際ドキュメンタリー映画祭2003セレクション 2

7月31日(土)

『一緒の時』

中国/2002/カラー/ビデオ/49分
監督:沙青(シャー・チン)

'03 アジア千波万波 小川紳介賞

作品紹介へのリンク(山形映画祭)

『ショート・ジャーニー』

タイ/2003/カラー/ビデオ/5分
監督:タノン・サッタルーチャウォン

'03 アジア千波万波 特別賞

作品紹介へのリンク(山形映画祭)


上 映 会 場

ひと・まち交流館 京都
2階 第1・2会議室

京都市・河原町五条下る東側
TEL: 075-354-8711


上 映 時 間 一緒の時 ショート・ジャーニー
14:00 14:55
16:00 16:55
18:00 18:55

料 金 一般 1000円
ドフィル会員 700円

解説

「一緒の時」
作品紹介へのリンク(山形映画祭)

「ショート・ジャーニー」
作品紹介へのリンク(山形映画祭)


新潟日報(2003年10月25日)から

山形国際ドキュメンタリー映画祭で小川紳介賞に輝いた
中国人監督 沙青さん

 「人間の生きる力」を撮ることにこだわってきた。脳性まひの十四歳の少年とその家族を描いた「一緒の時」は初の監督作品。「山形国際ドキュメンタリー映画祭2003」のアジア映画部門で最も有望な若手監督に贈られる小川紳介賞に輝いた。
 「賞よりも、自分がこれまで考えてきたことや感じたことが認められ、励みになった」と言葉を選びながら話す。
 大学受験に失敗、二十代は俳優業などに取り組んだ。その後三年間、中国の中央テレビでドキュメンタリー制作にかかわったが、撮影相手を単なる「取材材料」としか扱わない姿勢に疑問を感じ、退社。映画の道に飛び込んだ。
 受賞作品は中国陜西省の農村に四ヵ月間住み込んで撮影を続けた。経済的な理由で手術を受けられないが、家族から献身的な支えを受ける少年にレンズを向けた。
 母親は出稼ぎ、介護を受け持つ父親に足の動きだけで意志を伝える少年。時には映画を作っていることを忘れて、家族と悩みや喜びを分かち合った。
 「家族の愛に包まれた幸せな少年の姿、どんな苦悩も乗り越えられる人間の強さを描きたかった」。審査員からは「精密でありながら決して冷たくはなく、同情的でもない」と賛辞が寄せられた。「これからもじっくりと人間と向き合っていきたい」という。
 北京生まれ。


監督の言葉(タノン・サッタルーチャウォン)

 私はどのドキュメンタリー映画も旅(ジャーニー)だと信じている。馴染みのあるなしに関わらず、ある主題や環境に飛び込んだり、とりこまれようとして旅に出る。当然、映画はその遭遇の結果である。
 「ショート・ジャーニー」は未完成の作品として受け取られるかもしれないが、それはケンの生涯の一片に過ぎないからだ。成長していく彼の生涯を記録していくことが私の意図したところで、アルコール依存症の家族と路上で生活をする7歳の男の子の人生の第一章に過ぎない。

山形映画祭2003パンフレットから


 山形国際ドキュメンタリー映画祭は、山形市で89年から隔年で開催されている世界的にも数少ないドキュメンタリー専門の映画祭。
 ふだん観る機会の少ないドキュメンタリー映画ですが、その魅力は千差万別。この機会にぜひドキュメンタリー映画の魅力に触れて下さい。

山形国際ドキュメンタリー映画祭公式ウェブサイト



主催・問い合わせ先

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

TEL&FAX: 075-344-2371(又川)
E-mail : dofil87@infoseek.jp

作品提供

山形国際ドキュメンタリー映画祭
実行委員会

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「人らしく生きよう−国労冬物語」
のビデオプレス最新作関西初公開!

あのフジサンケイグループを相手に最高裁をたたかう男
「日本のマイケル・ムーア」松沢弘!!
彼を京都に招いて巨大メディアの裏側を聞きましょう!

8月22日(日)

『リストラとたたかう男』

2003/70分
監督:松原明・佐々木有美

「平和・共同基金」奨励賞受賞

作品紹介へのリンク(ビデオプレス)

上 映 会 場

ひと・まち交流館 京都
2階 第1・2会議室

京都市・河原町五条下る東側
TEL: 075-354-8711


上 映 時 間 13:00

松沢弘 トークショー
14:20

15:30

松沢弘 トークショー
16:40

18:00

料 金 一般 1000円
ドフィル会員 700円

解説

作品紹介へのリンク(ビデオプレス)


 微力なドフィル単独の力では、この企画を実現する事が出来ません。おそらく多くのマスコミにも無視されるであろうこの企画にご賛同いただける方は、下記までお振込をお願いいたします。(受領書をお持ちいただければこの企画の入場券になります。)

賛同金:一口 1000円
郵便振替口座: 0090-5-114391
口座名:ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー



主催・問い合わせ先

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

TEL&FAX: 075-344-2371(又川)
E-mail : dofil87@infoseek.jp

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山形国際ドキュメンタリー映画祭2003セレクション

拷問・処刑施設「S21収容所」(現ツールストン虐殺博物館)に
かつての囚人と看守たちが集められた。

9月25日(土)

『S21 クメール・ルージュの虐殺者たち』

フランス/2002/カラー/ビデオ/101分
監督:リティー・パニュ

'03 コンペティション 優秀賞

カンヌ映画祭2003の注目作 関西初公開

作品紹介へのリンク(山形映画祭)

上 映 会 場

ひと・まち交流館 京都
2階 第1・2会議室

京都市・河原町五条下る東側
TEL: 075-354-8711


上 映 時 間 14:00
18:00

料 金 一般 1000円
ドフィル会員 700円

監督の紹介・解説

Rithy Panh (リティー・パニュ)

 プノンペン生まれ。フランス国立映画学院(IDHEC)卒業。ドキュメンタリー及び劇映画を多数制作。作品歴にアミアン国際映画祭グランプリ受賞作品「Site ll」(1989)、「"NEAK SRE" Les Gens de la Riziere」(1994) と「戦争の後の美しい夕べ」(1996-97) の2本はカンヌ国際映画祭に出品、後者は1998年の東京国際映画祭でも上映。その他に、「Bophana, une tragedie cambodgienne」(1996)、YIDFF2001 でロバート&フランシス・フラハティー賞を受賞した「さすらう者たちの地」(2000) は多くの国際映画祭で賞を獲得。本作もまた2003年のカンヌ国際映画祭で上映され話題を呼んだ。現在「Le peuple d'Angkor」を製作中。

(山形映画祭2003パンフレットから)


作品紹介へのリンク(山形映画祭)


クメール・ルージュとは?

 1975年4月のプノンペン陥落、ロン・ノル軍事独裁政権崩壊の後、全権を握った左派ポル・ポト一派が革命の名の下に行った「処刑と洗脳の恐怖支配」体制を言う。78年の壊滅まで続けられた。


 「S21」では、1万7千もの囚人が拷問や尋問を受け、処刑された。生き残っているのはたった3人である。
 加害者と被害者がその場所に集められ、非人間的で過酷な日々を再現していく。
 証言で明らかになる真実の数々、対峙する二人のやりとりの迫真性が25年という時を超える。カンボジア生まれである監督の、故国への想いが静かに脈打つ。


監督インタビュー

「証言」するために、私は映画を作る

Q:元看守達の振る舞いは、全て事実に基づいているのですね? 4分間ワンカットのシーンには慄然としました。

 彼らの仕草は、その当時彼らが実際に行っていたものです。その順番は必ずしも正確ではないですが、身体に刻み込まれた記憶がとても大事だったのです。なぜならば、言葉で表現することに長けていない彼らにとって、仕草は身体の語りなのです。
 仕草の中には「教えられた」ものもあります。それは彼らが看守になる際に叩き込まれたもので、例えば囚人を尋問に連れて行く時には、まず手錠をかけ、次に目隠しをし、それから足かせを外す。順番はこれ以外にはあり得ず、この仕草は間違えようがない。日常生活の仕草に関しては、順番の混同があったのですが、訓練された行為は、身体に染みついてしまっていたのです。虚偽の告発を強いる時、棒で殴る時、拷問をする時などの動作は全部教えられたもので、彼らはそれを手順通り忠実に再現したのです。加えて、「言葉」までも当時の言葉遣いが戻ってきました。例えば、現在使われている手錠は、鍵で開けるものが一般的ですが、当時の手錠はネジで留めるものでした。だから、「手錠を外す」に当たる言葉は「ネジを解く」という表現になり、実際彼はそう言っていました。S21という空間に身を置くことによって、「身体」の言葉が帰ってきたのです。

Q:ラストは素晴らしい締めくくりですね。

 あの場所で風が埃を巻き上げ始めた時、私はこれこそ作品のエンディングに相応しいと直感しました。"In Memory"という言葉は、後から考えついたものです。私たちは、3年間元収容所に通って、「記憶の埃」を追い続けていました。我々は、忘却に対して戦いを挑んでいたのです。「記憶」と「忘却」の間の戦いは、とても不平等なものですが、私が思うに、忘却にも2種類あります。何も記録に残さない完全なる「無」と、記録を残した上での忘却です。私は後者を選びました。記録に残すことが、何としても必要だったのです。

(山形映画祭デイリー・ニュースから)


主催・問い合わせ先

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

TEL&FAX: 075-344-2371(又川)
E-mail : dofil87@infoseek.jp

作品提供

山形国際ドキュメンタリー映画祭
実行委員会

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路上発希望のドキュメンタリー映画

だれもが一度は見かけたことのある、路上で生活しているひとたち。
でも、立ち止まって気にかけたことはないでしょう。
この映画はそんな"あしがらさん"を
ひとりの若者が見つめ続けて生まれた物語です。

10月31日(日)

『あしがらさん』

2002年/ビデオ/73分
監督:飯田基晴

カトリック中央協議会広報部推薦作品

作品紹介へのリンク

上 映 会 場

ひと・まち交流館 京都
2階 第1・2会議室

京都市・河原町五条下る東側
TEL: 075-354-8711


上 映 時 間 13:00
15:00
17:00

料 金 一般 1000円
ドフィル会員 700円

放り出されたいのちは、
きっと何かをもとめています

 あしがらさんは20年以上も新宿の路上で生きてきた。残飯で飢えをしのぎ、心を閉ざして誰とも付き合わない。あるときあしがらさんの笑顔に触れた作者は「このひとをもっと知りたい」そんな気持ちでカメラを回し始める。ポツポツと語られる言葉に耳を傾け、二転三転する状況に寄り添う。3年におよぶ撮影でいつしか生まれた信頼が、思いもかけない変化をもたらす。新たな人生を歩みだしたあしがらさんの姿は、私たちに微笑みと希望を与えてくれる。それは「人生とは?希望とは?人とのつながりとは?」と静かに問いかけているのかもしれない。


作品紹介へのリンク


反響

★圧巻だった。撮る側と撮られる側、両者間に一貫して流れる愛と信頼を感じた。ここであからさまに描かれているのは、常に「あしがらさんと僕」だ。
 「あんただけは信じるよ」という相手に、「ありがとう…。でも、いい人はいっぱいいるよ」。
 撮りながら引き出されるその瞬間の自分の情動を、てらいもなくさらしてしまう。それが飯田基晴のナイーブさであり図太さであり、底知れない未知の魅力なのだ。
北村年子(ルポライター)

★優しさを放射しながら、「あしがらさん」はドキュメンタリーの毒もたっぷりと堪能させてくれた。
森達也(映画監督)


主催・問い合わせ先

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

TEL&FAX: 075-344-2371(又川)
E-mail : dofil87@infoseek.jp

作品提供

「あしがらさん」上映ネットワーク

TEL&FAX: 045-743-9366
携帯:090-9828-1357
E-mail : ashigaraoffice@yahoo.co.jp

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緊急有料試写会

混迷する時代だからこそ伝えたい
いのちの声・魂のうた・そして思想がある。

11月13日(土)

『ぬちどぅ 魂の声』

ドキュメンタリー・カラー・97分
遊花ゆい工房/西山正啓監督/2004年作品

公式サイトはこちら

上 映 会 場

ひと・まち交流館 京都
2階 第1・2会議室

京都市・河原町五条下る東側
TEL: 075-354-8711


上 映 時 間 18:30
西山監督が来場、トークあり

料 金 カンパ制

混迷する時代だからこそ
“命生き”“ぬちどぅ”の魂を伝えたい。

監督 西山正啓

 春頃から韓国・沖縄・日出生台で折々に撮影していた平和運動の記録をまとめる作業を始めていました。折々というのは、特に2001年9月11日に起きた同時多発テロ以後のこと。きっかけはたまに撮影した少ない映像とはいえ、5年も経つとそれらの映像が貴重な記録となっていることに気づいたからです。

 2001年5月、第4回湯布院文化・記録映画祭で映画 「梅香里メヒャンニ」(78分) を発表しました。この映画は大分県日出生台演習場で毎年行なわれている米海兵隊実弾砲撃演習に反対する 「ローカルNET大分・日出生台」 の人たちと一緒につくった作品で、広大な干潟と田畑を駐韓米空軍の射爆場にされ、生活基 盤を奪われた梅香里住民の長年にわたる闘争と、米軍人による殺人、強盗、レイプなどの凶悪犯罪に立ち向かった女性たちの不屈の闘いを記録しています。日出生台の演習反対運動にかかわる人たちが沖縄、韓国の人々と交流するなかで映画「梅香里」が生まれ、上映によって全国各地住民との交流の輪がさらに広がりました。沖縄では何ひとつ進まない普天間ヘリ基地返還。名護市辺野古沖のジュゴンが生息する美ら海を広大な軍事基地にしようとする政治的な策動。干潟の埋め立てなど本島東海岸で進行する乱開発と環境破壊。狭い沖縄に日本の矛盾が凝縮して見えます。

 8月13日、沖縄宜野湾市の沖縄国際大学に米軍輸送ヘリコプターが墜落・炎上しました。現場検証を拒否されたのにもかかわらず抗議もしない、沖縄県民の声に耳を傾けようとしない日本政府。辺野古では9月9日に那覇防衛施設局が海上ヘリ基地着工に向けボーリング調査を強行した。しかし、伊波洋一宜野湾市長は9月12日「米軍ヘリ墜落事故に抗議する宜野湾市民大会」で3万人の参加者を前に「辺野古移設を前提としない普天間基地の早期返還を求めていく」ときっぱり宣言、沖縄の民意をはっきり示したのです。あの美ら海を殺してはいけない。人を殺す軍事基地にしてはいけない。米軍ヘリ墜落事故は沖縄の“ぬちどぅ魂”を激しく揺さぶっています。4月19日から続けられてきた座り込み阻止行動がいっきに正念場を迎えました。

 新作ドキュメンタリー「韓国・沖縄・日出生台/ぬちどぅ魂の声」は題名通り三地域の<安全保障に名を借りた全ての軍事暴力に抗議する人々の記録>です。編集作業を始めてから「草の根通信」の発行者で作家の松下竜一さんが亡くなられた。松下さんは毎年、日出生台で行われる米海兵隊の実弾砲撃演習の抗議行動に参加されていました。私たちは松下さんが現場で残した言葉を幸運にも映像で記録していました。その言葉に参加者がいつも大きな励ましと勇気をもらっていたのはいうまでもありません。

 この映画に記録した松下竜一さんや韓国・沖縄・日出生台の“命生きする”人たちの思想と行動は混迷する時代だからこそさん然と輝くのです。ぜひ映画を見てください。そして上映会を企画してください。沖縄で進行中の重大な出来事を一人でも多くの人たちに伝えていただきたいのです。

※ 命生き(いのちき)は大分県地方の言葉で命の糧、生業などを意味するが、共に助け合いながら生きるという民衆の共生観、共生思想でもある。ぬちどぅ宝(いのちこそ宝)。


公式サイトはこちら


主催・問い合わせ先

ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

TEL&FAX: 075-344-2371(又川)
E-mail : dofil87@infoseek.jp

協力

映画「ぬちどぅ魂の声」上映事務局

大分県湯布院町川上1525-12
TEL&FAX: 0997-85-5003
E-mail : yufukiri@fat.coara.or.jp

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今どきの学生の今どきでない本気
寮がつぶされても、つぶされないものがある

泥棒はウソのはじまり
強制追い出しはテント村のはじまり

11月27日(土)

『泥ウソとテント村
東大・山形大 廃寮反対闘争記』

2004年/日本/カラー/ビデオ/115分

記録撮影東大駒場寮自治会
山形大学学寮自治会
泥ウソ国賠原告団
撮影協力OBそのほか
撮影新田進・二谷隆太郎
演出新田進
協力HOWS
(本郷文化フォーラム ワーカーズスクール)
宣伝販売(株)スペース伽耶
制作小川町シネクラブ

公式サイトはこちら

上 映 会 場

ひと・まち交流館 京都
2階 第1・2会議室

京都市・河原町五条下る東側
TEL: 075-354-8711


上 映 時 間 18:30
山形から当事者の学生さんが来場、トークあり

料 金 一般 1000円
ドフィル会員 700円

あらまし

 1991年、東大駒場寮は大学当局から一方的な廃寮通告を受けながら、学生自治会、寮生の寮存続運動が行なわれてきた。しかし、2001年8月22日に当局はついに、学生たちの反対を押しきり、寮生全員の強制追い出しを強行した。追い出された寮生はキャンパス内にテント村を作り、生活を守る闘いを続けようとする……。
 一方、山形大でも自治寮を潰してワンルーム型寮の建設が進められていた。大学当局は廃寮に反対する寮生たちの動きを清掃員に内偵させていた。その真相を明らかにした学生4名が大学当局の告発により、「監禁・強要」容疑で不当逮捕される。(「泥棒はウソのはじまりだった」、かれらは「泥ウソ」国家賠償訴訟をおこす)
 大学内への機動隊、ガードマンの導入、「独立行政法人化」の名のもとに学生の自治、自由を力ずくで踏みにじろうとする両大学当局。学生たちが様々な工夫と仲間の団結で必死に闘っている姿は見る者の心を熱くする。今どきの大学生の今どきでない学生生活、若者の本気が伝わってくる。


公式サイトはこちら


仲間がいるから闘うことができる

 大学再編の激流にのまれ、東大駒場寮・山大学寮は廃寮されてしまった。しかし、その激流に抗した私たちの闘いは果たして無意味だったのだろうか。私たちが抱える問題は、誰もが共通して直面している問題のはずだ。一人では立ち向かえない問題にぶつかった時も仲間がいるから闘うことができる。理不尽な世の中に悩み、苦しんでいる多くの人に私たちの闘いを知り、考えてもらいたい。そして、同じ仲間として闘いをともに。

東大駒場寮寮委員長・石田精一郎


寮がつぶされてもつぶされないものがある

 大学が寮をつぶそうとしたとき、私たちは「お金が無くとも通える大学、そのための寮の実現を!」と主張したに過ぎない。大学に話し合いを求めても無視され、電気も水道も止められた。そして突如眼前に現れた機動隊と「排除しろ」と冷たく言い放つ大学教官の姿…。いつしか私たちの寮生活は"たたかい"へと変わった。
 その寮は今はもうない。しかし私たちはその時確かに寮に住んでいた。発電機を回しポリタンクで水を汲み生活を続けていた。降り積もった雪の中で全国の仲間と座り込み、喉がかれるまで声を上げた。押しつぶされそうな圧迫感に負けまいと共に踏ん張った事実は私たちの大事な原点である。寮がつぶされてもつぶされないものがある。

山形大学学寮自治会・丸一俊介


主催

「泥ウソとテント村」自主上映京都実行委
ドキュメンタリー・フィルム・ライブラリー

問い合わせ

TEL : 075-432-2043(藤澤)
TEL : 075-344-2371(夜間/又川)

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